何か物を創り出す人って芸術家と言われますよね。
ではグラフィックデザインは芸術と言えるのでしょうか。
グラフィックデザインの事に対してよく知らない人から言わせてみると、グラフィックデザインと芸術は同じじゃないかとおもうとおもいます。
しかしながら、現実に携わっている人達から見てみると全然違うようですのです。
芸術家と言うと、自分のお好みな事をお好みな感性で、お好みなワールド観で物を創り出して描いていく人達の事を指しています。
それをお客に提供して気に入ったら買入して貰えると言うスタンスでしょうか。
対してグラフィックデザイナーのお勤めではグラフィックデザインを自分の完全にお好みな様には創る事が出来ないお勤めですのです。
お客の要望が有って、それに対してデザインを考えていくと言うお勤めスタイルがグラフィックデザイナーのお勤めです。
これは所謂商業デザインと言う物になります。
もしグラフィックデザイナーの人が、お客の要望に反して芸術家の様に100%お好みにグラフィックデザインを作ったとしたケース、お客の要望に沿っている訳ではないので、きっとクレームに発展してお客を逃がしてしまう事でしょう。
例えば、子ども向けに作ってあったら嬉しいお客に対して、グラフィックデザイナーの人が「これは大人っぽいのが良いでしょう」と勝手に大人っぽくグラフィックデザインを作ってしまったら趣旨が無いですよね。
こうしたちがいが芸術家とグラフィックデザイナーには有ると言う事なってす。
グラフィックデザインを作るにあたって大切な事
グラフィックデザインを手がけている人達にとって、心構えとしてたいせつな事と言ったら何でしょうか。
ここで挙げてみたいとおもいますので、グラフィックデザイナーを目指している人は願わくは参照にしてみてくださいね。
兎にも角にも「プロ意識」を持つ事、「努力」を続ける事、「グラフィックデザインのお勤め」を愛する事がたいせつではないでしょうか。
おお好みなだけでは続ける事が出来ないのがグラフィックデザインのお勤めです。
こうした事を心構えとして持っていると随分違うとおもいますよ。
次に、「コミュニケーションキャパシティ」「考える力」「創造力」は凄くたいせつだとおもいます。
お客さんが有って、依頼してくれてグラフィックデザインのお勤めは成り立ちます。
コミュニケーションキャパシティが無いと、お客さんがどんな事を表現してあったら嬉しいとしているのか分からない事になります。
お客さんの要望を上手に聴きだして、かつ自分の想像力を組み合わせていく事によってグラフィックデザインのお勤めが出来あがるという事になります。
後は、グラフィックデザインはお勤めです。
納期は守らなければなりません。
グラフィックデザインは創造だからと言って、「出来ない」「もうちょっと待って」は通用しません。
だからと言ってお勤め漬けになってしまっても、色んな創造力は働かなくなります。
適度に遊び、色んな経験をして、感性を磨く事もお勤めの内になるとおもいます。
こうした事を踏まえていって願わくは、グラフィックデザイナーのお勤めに就いてみてくださいね。
グラフィックデザインの仕事【チラシ作製】
何となくグラフィックデザインのお勤めとなるとカッコいいお勤めだなという感じがしますが、ありのままはチラシ作製がお勤めの中心の所が沢山様です。
グラフィックデザインという言葉が独り歩行している様な感じですが、市場的にはグラフィックデザインというのは「印刷物」という訳合いを示しているのが殆どだやうです。
一言で印刷物と言ってもたいへんエリアが広くて、雑誌や出版市場でおこなわれるデザインを「エディトリアルデザイン」という編集の訳の言葉を使い、ポスターやパンフレット等、販促的な市場でおこなわれるデザインを「アドバタイズデザイン」という広告の訳の言葉を使用しています。
チラシは「端物」と昔から言われていて、近頃ではちょっとオシャレに「フライヤー」という言われ方もしているやうです。
グラフィックデザイナーというお勤めに就いている人のなかで、一番沢山お勤めであろうお勤めがこの「端物」というチラシ作製のデザインだとおもいます。
「なんだぁ」とおもう方もいるとおもいますが、このチラシはたいへん大切なお勤めです。
チラシをちょっと考えてみましょう。
スーパーや家電量販ストアー、車などのチラシって結構入ってきますよね。
そのお勤めに向けて必要な写真を揃え、値段や品物等色々と記載して、配置を考え、見ている人が願わくは行ってみたいとおもわせる様な内容にする、そして締めきりに必ず間に合わせなければならない。
若手にはたいへん学業になるお勤めではないかとおもいます。
このどれもが出来なければグラフィックデザイナーのお勤めは失格という事なってす。
こうした事からも、チラシ製作はたいへん大切なお勤めという事になります。